
長野研修 Vol.5
『白馬の自然が教えてくれたこと』
研修最終日。
せっかく長野まで来たなら、どこかで自然も感じたい。
そう思っていたものの、研修出発前から天気予報はずっと雨と曇りを行ったり来たり。
「天気の良い2日目に予定を変更して登山はせずハイキングする?」「いや、最終日にかけてみようか。」
みんなで天気予報とにらめっこの毎日でした。
前日に白馬へ到着したときも、山の上は厚い雲の中。
ホテルのオーナーさんからも「明日は何も見えないと思いますよ」と聞き、少し諦めかけていました。
そんな中、宮城が「明日の朝、少し様子を見くるから、そこで最終判断するわ」と一言。
そして翌朝7時前…「山、行きます!」
その一言で、この日の予定が決まりました。
今回向かったのは、八方尾根。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、一気に標高約1,830mの八方池山荘へ向かいます。外に広がる山々を眺めたり、高山植物を見つけたり、少しずつ景色が変わっていくのを楽しみながら進みます。
ここからはいよいよ登山スタート。このメンバーで山を登るのは、実は今回が初めてです。

岩がごろごろとした登山道を、一歩ずつゆっくりと。周りを見渡すと、小さな子どもたちも元気よく登っていて、「負けていられないね」なんて話しながら歩きました。
標高が上がるにつれて、空気は少しずつひんやりと澄み、息を整えながら景色を楽しみます。途中には雪渓も残っていて、夏とは思えない景色が広がっていました。
さらに上へ進むにつれ、風はどんどん強くなり、みんなフードを目深にかぶったり、上着を羽織るほど。白馬三山には少しずつ雲がかかり始め、「もしかして…」という不安がよぎります。

そして八方池へ。
水面には風で細かな波が立ち、楽しみにしていた白馬三山のリフレクションを見ることはできませんでした。
風がおさまる瞬間がくるかもしれないと、少し粘りましたが最後までリフレクションは見れず…
「雰囲気だけでも、帰ってからAIに加工してもらおう」とそれがこちら。本来であれば、こんな白馬三山のリフレクションを楽しめたのかもしれません。
展望図を眺めていると、「白馬岳」の表記の横には “Shiroumadake” の文字。
「えっ、『はくばだけ』じゃないの!?」と、みんなでびっくり。調べてみると、国土地理院では「しろうまだけ」と登録されていて、地元では「はくばだけ」と呼ぶらしいです。ちなみに、他に白馬という漢字がつくものは「はくば」と呼びなんだそう。
実は登る前、鎌池湿原で景色が水面に映る様子を撮影していました。
「山でもっときれいに撮れるから、ここでは撮らなくてもいいかも。」そんな話をしていたのですが、まさか山頂で見られないとは。結果的に、あのとき立ち止まって撮っておいて本当に良かったです。


リフレクションこそ見られませんでしたが、目の前に広がる北アルプスの景色は圧巻。自然のスケールの大きさに、ただただ見入ってしまいました。
帰りは木道コースをのんびりと下山。遠くには富士山の姿も見ることができ、最後まで長野の自然を満喫することができました。
登山のあとは温泉で汗を流し、そのまま空港へ。
最後に立ち寄ったのは、「シンの木工家ラジオ」でもおすすめされていた長野のスーパー「ツルヤ」。りんごバターや生七味をはじめ、日本酒やワイン、りんごジュースなど、お土産をたくさん買い込みました。
中でも一番気合いが入っていたのは平塚。ご家族のためにたくさん買った瓶を驚くほどきれいにバッグへ詰め込み、「完璧!」と思ったのも束の間…
空港の保安検査場で「瓶類をすべて出してください」と声をかけられ、一人だけバッグを広げて大慌て。
最後の最後まで、笑いの絶えない長野研修となりました。
Written by Kadota
