
「カウンターとしてあまり使っていないので、いっそのこと収納にできませんか?」と、
4年前にオーダーキッチンと背面収納をご依頼いただいたお客様からご相談いただきました。
オーダー家具屋なので、収納を追加すること自体は難しくありません。
ただ、ひとつ悩ましいことが…
もともとブラックチェリーの突板を横目で通しているため、新しくつくる扉は木目が繋がらない。
さらにブラックチェリーは、使い込むほどに色が濃くなっていく素材のため、4年前のものと新しくつくる扉では、どうしても色味に差が出てしまいます。時間とともに馴染んではいきますが、最初はその違いが気になる可能性も。


そこで今回は、新たに製作する扉を框戸にし、中に籐を合わせるご提案を。あえて表情を変えることで、既存部分との違和感をやわらげています。
仕上がってみると、もともとこの形だったかのような自然な納まりに。
時間の経過とともに、さらに馴染んでいくのも楽しみですね。
▷製作当時のお写真はこちら HOUSE 227
